昔々に作られた狛犬なのねベスト10

狛犬探検をするようになって江戸時代に作られたものを見つけた時は嬉しかったです。長い年月、風雪にさらされながらも頑張っている狛ちゃんを古い順に紹介しますね。

寛永13年(1636年) 日光市「日光東照宮」奥の宮前の狛犬です。

日光市・日光東照宮奥の宮前の狛犬
さすが東照宮ですね。

承応3年(1654年)作 東京 目黒不動尊 これはとても有名な狛犬で都内一古い狛犬だそうです。

目黒不動尊の狛犬
とっても大きくてしっかりとしている狛犬です。

明暦四年6月 万治元年(1658年)作 なんと347年も前の狛犬です!日光市「青龍神社」

日光市・青龍神社の狛犬
苔がついちゃって顔が良く見えませんね。それにしても300年以上前かぁ・・・

天和3年(1683年)作 またまた登場、東照宮です。

東照宮の狛犬
家康のお墓の扉の前にあります。ブロンズで猛々しい姿です。

寛保3年(1743年)作 足尾町「通洞鉱山神社」銅山観光という施設の直ぐ隣にあります。

足尾町・通洞鉱山神社の狛犬
しっかりとした顔つきですね。管理されているのでしょうか?とても綺麗になっています。

明和6年(1769年)作 カマキリ顔の壬生町「雄琴神社」いろんな顔の狛犬が居るものです。

壬生町・雄琴神社の狛犬

明和7年(1770年)作 またまた登場今市市「タカオ神社」。なんと235年も前の狛犬です。

今市市・タカオ神社の狛犬
鳥居近くには新しい狛犬も奉納されているのですがこちらもちゃんと大事にされています。

天明2年(1782年)作 藤原町「十二神社」

藤原町・十二神社の狛犬
かわいい!

寛政9年(1797年)作 藤岡町「八龍神社」

藤岡町・八龍神社の狛犬
頭陥没です。鼻も耳も磨耗して丸くなっていますね〜でも歯はしっかりしています。

寛政11年(1799年)作 鹿沼市「古峰神社」

鹿沼市・古峰神社の狛犬
コケが生えちゃっています。こちらはとても大きくて立派な台座に乗っています。

文化2年(1805年)作 宇都宮市「多藤神社」

宇都宮市・多藤神社の狛犬
まん丸顔でかわいい狛犬。頭には角ありですね。

文化15年(1818年)作 栃木市旭町「神明宮」

栃木市旭町・神明宮の狛犬
187年も前のものとは思えない位しっかりしていますね。

文政10年(1827年)日光市大杉神社内「虚空蔵尊」

日光市大杉神社内・虚空蔵尊の狛犬
鼻の下のぐるぐるが面白いですね。

天保3年(1832年)足利市八幡宮

足利市八幡宮の狛犬
天保3歳と書いてありますね。昔はそう書いたのでしょうね〜

天保5年(1834年)鹿沼市奈佐原「奈佐原神社」

鹿沼市奈佐原・奈佐原神社の狛犬
角ありです。

天保6年(1835年)鹿沼市奈佐原「奈佐原神社のお隣の神社」

鹿沼市奈佐原・奈佐原神社隣の狛犬
お隣同士の神社で一年違いですがとても似ていますね。


天保7年(1836年)作 今市市下今市「滝尾神社」

今市市下今市・滝尾神社の狛犬
頭に角がありますね。大きくて立派です。

天保9年(1838年)鹿沼市「熊野神社」

鹿沼市・熊野神社の狛犬
2対いますが両方とも古いものです。

天保10年(1839年)作 宇都宮市古賀志「日吉神社」

宇都宮市古賀志・日吉神社の狛犬
蔦が絡まっていますが後姿も立派ですね。

天保10年(1839年)作 壬生町「雄琴神社」こちらの神社は2対とも江戸時代作なんです。

壬生町・雄琴神社の狛犬

天保11年(1840年)作 日光市小来川「黒川神社」

日光市小来川・黒川神社の狛犬
頭陥没系ですね。黒川神社にはもう一対いましてそちらも天保のようなんですがよく見えないのです。

天保13年(1842年)作 栃木市「太平山神社」

栃木市・大平山神社の狛犬
大平山神社の参道中腹あたりにいます。すごい迫力

嘉永5年(1852年)作 那須町伊王野「霞ヶ岡神社」

那須町伊王野・霞ヶ岡神社の狛犬
こちらはとっても気持ちの良い神社。ニコニコした表情の狛犬です。

嘉永6年(1853年)作 那須町芦野「健武山湯泉神社」

那須町芦野・健武山湯泉神社の狛犬
なんかこう・・・美少年っぽくないですか?

安政3年(1856年)作 那須町「境の明神」

那須町・境の明神の狛犬
にっこり(^^)

安政6年(1859年)作 宇都宮市徳次郎「智賀都神社」

宇都宮市徳次郎・智賀都神社の狛犬
古いのに手足(?)もしっかりしていて立派ですね。

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